随想 森 鴎外

  • クリックで画像を表示

1,760円
注文数:
こちらの商品が再入荷した場合
メールでお知らせします。
メールアドレス お知らせメールを申し込む ・入力いただいたメールアドレスはショップ責任者に
告知されず、入荷お知らせメール以外には利用致しません。
・再入荷を約束するものではございません。 ・予約や取り置きをするものではございません。 ・ご購入は先着順と致します。
小塩 節 著
青娥書房



自身は決して語ることのなかった鴎外の深い深い悲しみに触れる。

人間存在というもの、いや、人の一生は矛盾に満ちたものである。鷗外ほどの大きい、まさに彼自身の言う『空車』のように巨きな存在は、通常の目では見通せぬ渦を卷いていたものだろう。普通一般の日本人であれば、死に臨んで、己れと全自然、全世界との融合融和を念じ、そこに秘かな悲哀を覚えつつ満足するだろう。死に臨んで、全世界に対して怒る人はまずいない。これほどの大きな弧を描いて生を完うした人間が、憤怒の情をもって己が死を迎えるとはどうしてか。それほどに己れを叱ったのか。まさにその点に、鷗外の独自性、特異性があると言えよう。(本文「遺言」より)






お問い合わせフォーム

備考

表示されている商品価格は税込み価格です。 A5サイズ・厚さ2cmまでの書籍につきましては180円(スマートレター)にて発送可能です。 また合計8千円以上(税抜き)で道内の方は送料無料です! 上記以外の方は別途相談となります。

カートの中身

カートに商品は入っていません

リンク

北海道キリスト教書店
オフィシャルサイト